
先週末、スペインの三大祭の一つと言われているバレンシアのLas Fallas(火祭り)を見に行ってきました〜!
このお祭りは、3月12〜19日まで行われ、各地区ごとにfalla(ファジャ)と呼ばれる大きな張りぼて人形を街の至る所に飾り、3月19日のサン・ホセ(聖ヨセフ)の晩に人形を焼いて春の訪れを祝うというもの。
小さいFallasから、大きなFallasは全長約30mにも及ぶと言われ、人形一つ作る費用は安いもので数百万〜、高いもので1千万以上!!
そんなに費用を投資しても、1週間しか飾られず、それを最後の晩に燃やしてしまうなんて・・・なんとも大胆な祭りです。セミの一生みたいだね。
そして人形を作るFallerosという職業がバレンシアにはちゃんと存在します。Fallerosは火祭りが終わった日から、また次の年の火祭りに向けて1年間、人形をひたすら作ってるみたいよ。でも燃やされちゃう・・・みたいな。
それでも全てのFallasが燃やされるワケではなく、毎年人気のあった1点だけがMuseo de Fallero(火祭り美術館)に永久保存されます。永久保存されるFallaを作った自治体には、かなりの賞金も出るみたいです。
小さなFallasから

セクシーなFallasだったり(胸が迫力あるね〜!)

子供も喜ぶ不思議の国のアリスまで。

で、少ない時間の中、私が見た中で一番大きかったのがコレ。

どんだけ、大きかったかっていうと・・・

街の大きな噴水より高い。隣の建物よりた、たかいよぉぉぉ〜!写真で伝わるかね?コレ。
さらに街を歩いていると、Falleraといってミス・バレンシアみたいな人たちが郷土衣装に身を包み笑顔を振りまいて歩いていたり、

お祭りに参加してる皆はこっちのお祭りには欠かせないバンダナ(これは地域に寄って色や柄が違う)を着用してたり。

そして、お昼の2時には市役所広場に設置された爆竹ショー(といってもひたすらすごい数の爆竹が鳴り響く)を見ようとスペイン全土のお祭り好きが集まり、広場に続く大通りには人でいっぱい!動けない〜!!

コレ、伝わる?
そしてLas Fallasが終わると共に、この時期、スペイン全土ではSemana Santa(聖週間)といって、キリストを祭るお祭りがあります。
Semana Santaが終わると、三大祭としてまたまた有名なSevillaのFeria de Abril(春祭り/フラメンコのお祭り)が続きます。
どこまでも祭り好きなスペイン人。
私も、そんなスペ人に負けずに、来月には第二の故郷SevillaにFeria de Abrilを見に行ってきます♪
